DV(ドメステックバイオレンス)

DVは次の犯罪を呼ぶ

 

DV(ドメステックバイオレンス)とは、配偶者やパートナーなど親密な関係にある人からふるわれる、暴力のことです。

 

その暴力が激しければ激しいほど肉体的、精神的なダメージは計り知れないものになります。

 

暴力で相手から支配されれば、関係修復も、離婚の話し合いも、ままならぬ状況に陥る可能性があります。

 

DVは人権侵害です。

 

DVは身体的、精神的暴力に限らず、具体的には次のような内容です。

  • 身体的暴力 なぐる、ける、物を投げつける、髪をひっぱる、引きずり回すなど
  • 精神的暴力 大声で怒鳴る、無視する、おどす、行動を過度に束縛する、電話やメールを細かくチェックする、子どもや両親に危害を加えるといっておどすなど
  • 性的暴力 性行為を強要する、避妊に協力しない、中絶を強要する、見たくないのにポルノビデオやポルノ雑誌を見せるなど
  • 経済的暴力 生活費を渡さない、収入や預貯金を勝手に使う、働きに行かせないなど
  • 子どもを巻き込んだ暴力 子どもに相手を非難・中傷させる、子どもに暴力をふるう、おどすなど

DVは重大犯罪です。

 

また、子どもの面前で行われるDVは児童虐待でもあり、子どもへの悪影響が大きいと言われております。

 

子どもへの虐待は極悪犯罪です。

 

DVは社会的に許される行為ではなく、2001年にDV防止法が成立しています。

 

配偶者やパートナーからこうした行為をされたとき、ひとりで問題を抱え込まず、急ぎ警察や地方公共団体の相談窓口に訴え、保護を求めてください。

 

次ページはDV相談窓口のご案内です

 

各都道府県に相談窓口がありますが、ここでは仙台市・宮城県の相談窓口をご案内いたします。

 

ご参考になさってください。